コンクール

毎年コンクールに挑戦している姉妹と、ピアノを始めてまもなく一年になる弟の3きょうだい。

 

 

姉妹には、これまでに貰った賞状を一つ持って来てもらい一緒に写真を撮りました。

お姉ちゃんは、春にチャレンジしたコンクールの四国エリア大会で入賞した時のもの。妹の方は現在チャレンジしているコンクールで予選、本選を勝ち抜き、全国大会出場を決めた時のものを持って来てくれました。まだコンクール未経験の弟も、来年はいよいよ何かのコンクールにチャレンジかな!?楽しみです。

 

コンクールは頑張ったからといって必ず結果がついてくるとは限らない厳しいものですが、ありがたいことに二人とも目標に向かって一生懸命取り組んできたことが、こうして良い結果に結びつき、喜びや充実感を共有することができてとても嬉しく思っています。

 

でもコンクールは、受かることが全てではありません。

結果がどうであれ、そこに至るまでに積み上げてきたこと、努力を重ねてきた経験は、技術的なことのみならず人間的な成長にも必ず繋がっていきます。それこそがコンクールを受けることで得られる最も大事な部分だと考えています。

ぜひ勝ち負けだけに拘らずに、自分自身がどれくらい成長できたかということを大切にして欲しいです。

そのために、コンクールを受けると決めたからには決して中途半端にならないように、楽しみながらもレッスンや練習を精一杯頑張った、やれるだけのことをやったと本人が思えるような機会にしなければと思って指導をしています。

そしてコンクールを通して、本気で頑張ったからすごく嬉しい!本気で頑張ったからすごく悔しい!そんな経験を沢山してもらいたいなと思っています。

 

 

ピアノとの向き合い方は人それぞれ違っていて良いと思います。

当教室には、こうしてコンクールに挑戦している子もいれば、無理なく楽しくテキストを進めている子など様々なタイプの生徒が在籍しています。

こちら側からの一方通行になってしまわないように、生徒本人や親御さんとも積極的にコミュニケーションを取りながら一人一人に合ったレッスンができるよう、これからも努めていきたいと思います。

 

 

さあ、いよいよ明日は妹の全国大会です!良い経験になりますように ^^